昭和の特撮ヒロイン vol.7
早瀬ユリ/トリプルファイター
ご挨拶
祝・コミケ復活のシリーズ第七弾
〜円谷ヒロインの覚醒〜
昨年の冬コミは落選してしまい、非常に悔しい思いをしました。
同時にコミケという一大イベントに参加できることが、
同人活動に携わるものとして最高のステイタスであり、
唯一自分が輝ける場所であることを実感しました。
そんなこともあり、今回はこの夏コミに参加できた
嬉しさを噛み締めています!
本号では『トリプルファイター』の早瀬ユリを扱うことにしました。
前号の『ウルトラマンA』とは同じ円谷作品であり、
1972年の同時期に放映しているという共通点があります。
反面、作品上でのヒロインの扱いという点では、
南夕子と早瀬ユリでは“圧倒的な差”が存在していたのです。
それが実際にどんなものであったのか?を
本誌では詳しく紹介していきます。
また早瀬ユリは変身ヒロインとしてのツボを実に
上手く押さえたキャラクターでした。本誌では彼女を
“王道を継承するヒロイン”と称し、その由縁を詳しく解説しています。
そこには従来の円谷作品とは思えないような
意欲的チャレンジが多く存在し、それら要素はその後の作品にも
多くの影響を与えているのが分かります。
東映作品が主流である特撮ヒロインの歴史の中で、
実は円谷の早瀬ユリというキャラクターの功績が大きかったことを
本誌を制作する中で実感できました。
すでに40年以上が経過した作品ですが、本誌がそれを
再認識するきっかけとなれば、これ以上の喜びはありません。
さあ、ご一緒に早瀬ユリの世界を探求しましょう!
Toshirou.
2013/8/9
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